前のブログの続きになりますが・・・
今の方には解からないかも知れませんが・・・
片身は鬼縮緬にもう片身は大島に絹糸で刺し子(おかんにしてもらいました)
仕上げは私が今年流行のベストで裾の方にスワロキーのビーズで飾りを付けています。
誰も持っていない世界で1枚限りのベストの出来上がりです。
今は余程の事が無い限り手に入りにくいずっしりと手ごたてのある
鬼縮緬・・昔から福井は羽二重の絹織物の産地で
ここ坂井市の春江町 丸岡町という所はこの織物で栄えた所です。
今は中国産に押されて本当に大変ですが・・
おばさんがやっている機織の工場などは最盛期には寝ないで機織をしていたようです。
今は残念な事に機織の機械しか残っていませんが今尚懐かしい
福井のよき物の1つです。
絹織物の日本の技術のすばらしさ・・残していって欲しいものです。