夕方 何気に夕食の準備に追われている時
ほんの近くに住む実の妹から涙声で電話が在り
「ねえちゃん!もも(メスのキャバリャ10歳)がもうあかん!すぐ来て!」と・・・・・
「エッ?・・・・・・」と最近は特に心臓が弱って来ていて
この夏タロウ(家の愛犬ラブラドールオス11歳)共々大丈夫かな?と思っていた矢先です。
タロウも何かを察してか?私の顔ばかり見ながらモモの所に急ぎます。
玄関の所まで行くと中から息子2人の号泣する声が・・・・・
大きな身体をした高校生と中学生の息子達が
モモを囲んでシャクリ上げて泣いています。
生まれた時から目に障害が在り耳もほとんど聞こえない子でした。
処分されそうな所を友達から聞いて共稼ぎで土、日も仕事の両親に変わって
動物が好きな息子達の癒しになればと連れて来た子でした。
どれだけこの子達だけでなく 小さい時からタロウを1番好いてくれたモモでした。
私とタロウが側に行き「モモ」と呼ぶと ぐったりとしていたのに
起き上がり タロウと私の匂いを嗅ごうとします。
おしっこでべたべたになったシッポを一生懸命振ろうとしていのを見ると涙が止まりません
タロウも解るのかジッとモモの横に座って私の顔を眺めています。
モモは「私をこの家に連れて来てくれてありがとう! タロウ元気でね!」と言っているようで・・・
多分 明日の朝までもつかどうかだと思います。
今日は家族が1日中見守ると言っていました。
思い 想い気持ちを背負いながらの帰り道・・私はタロウの死と向き合う事が出来るかどうか??
愛する者・・最愛なる者を失うには今年の暑さは辛くあたります。