出島荘の若女将には 最強のゴットババ達が居る事を
前回のブログでご紹介しましたがその中の一人で
まさこちゃん(皆 70歳以上ですが常にちゃんを付けて呼び合っています)の
家に久々に出掛けました。
1年程ご無沙汰をしてたらまさこちゃんのお家御殿に変わっていました
違う家だと思って通り過ぎた程です。
前の家は築 80年古いのは古かったですが太い梁の張った
昔の田の字(昔は冠婚葬祭すべて家でしたのでふすまを開けると一間になる家の作りです)の家
大きな 大きな一間はそれこそ50人入って余裕の在る大きな家でした。
新しい家はモニター付きで鍵まで自動ロックになっていました。
「まさこちゃんどうしたの?」と聞くと
「白鼻心(ハクビシン)が入ったんやって!」と
私も初めて聞きましたが白鼻心が入った家は枯れるとと云う言い伝えがあって
家は何ともなくても 今度は家人に入るので実際お孫さんが身体が動かなくなる
変な病で・・・ビックリして息子さんが「直ぐに家壊さんと大変な事になる」と
急遽決まって 直ぐに新築したという事でした。
浜の方では聞いた事が無い事ですが 少し田舎の方へ行くと
割と在るようで 他のババ達にも言った所「あらーまさこちゃん所がか?」と
他のババ達も百姓なので白鼻心の事はみんな知っている様で一応にビックリしてました。
それでも まさこちゃん 「息子のお蔭でこんなりっぱな家からあの世に行ける」と言っていますが
本当は 大じいさんや早くに無くなったご主人の想いでの在るあの家が大好きだったの!と
何気にさみしそうでした。
白鼻心の言い伝え・・・近くに居て初めて知った不思議な言い伝えでした。
3キロ程あるのですが・・・・「こんなに安いのか?鯛の値打ちがな!」と
出島荘の親父も何気にさみしそうでした。